パタゴニアが終わりました。2010年11月20日 06時38分01秒

写真 ゴミの最終処分場工事現場。
   鉄板の塀によって「保護?」されているスダジイ巨樹。
撮影 OLYMPUS PEN E-P1 M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6


先月行われたパタゴニア 東京・ゲートシティ大崎でのボイス・オブ・チョイスで水海山の緑と水を守る会の活動が一位を獲得しました。
11月10日に行われた結果発表と活動プレゼンテーションには島から会員が、都内からも支援してくれる友人達が参加して一位受賞が発表されました。
店まで駆けつけてくださった友人、知らない人達の熱い想いに押し上げられて獲得出来ました。
ありがとうございました。

今後とも八丈島の自然を守るために微力ながら頑張っていこうと決意を新たにしています。


このパタゴニアでのイベントを支援していただいた下北沢の友人達が、来年の早い時期に下北沢で行うイベントに八丈島を取り上げてくださるとの知らせがあり、今から楽しみにしています。

処分場での遮水シート漏水事故 ー 新聞各紙が伝える!!ー2010年10月07日 13時27分34秒

10月6日付けで、山梨県北杜市明野町の廃棄物最終処分場での漏水事故が一斉に報道され、八丈島でも衝撃が走っている。

朝日新聞、読売新聞、山梨日日新聞は、山梨県北杜市明野町の管理型廃棄物最終処分場で検知システムが漏水を検知したため、廃棄物の搬入を一時全面的に停止すると5日山梨県環境事業団が発表したことを一斉に報道した。

八丈島水海山でゴミの最終処分場建設を始めた東京都島嶼町村一部事務組合(一組)は、住民への説明会で「処分場の遮水シートは絶対に破れない!」とくり返し豪語し、八丈島町当局もこれを鵜呑みにして「絶対安全安心の処分場」を標榜し続けてきた。
「今までも遮水シートは破れているではないか」の指摘に対しては、「新しい基準のところでは絶対破れない。」と繰り返してきた。

それが、昨年5月に稼働が始まったばかりの最新鋭・明野の処分場での遮水シートの破損事故は、検知システムも設けず漏水モニターを2ヶ所に設けるだけという八丈島・水海山の処分場がいかにひどいものであるかをさらけ出すことになった。


以下は、各新聞の記事のリンク。
非常に衝撃的な報道なので読んで欲しい。
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☆異常値検知 廃棄物搬入を停止

明野処分場の遮水構造のサンプル。上層遮水シートの上と下に張り巡らされているセンサー(銅線)が異常を感知した

2010年10月6日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20101005-OYT8T01046.htm
    破れたシート(原型)の写真が載っています。

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■遮水シート破損か 明野処分場 
 漏水システムが「異常」検知 廃棄物搬入を停止

山梨日日新聞 2010年10月06日(水)
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/10/06/1.html

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■明野処分場で漏水を検知か

朝日新聞 2010年10月06日
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001010060001

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水海山の自然を守ろう。2010年09月27日 22時24分56秒

写真  八丈島水海山のスダジイ巨樹
撮影  2008年6月
    EOS 40D  EF28-70mmF2.8L


八丈島の水海山にゴミの最終処分場建設が始まった。
多くの住民の願いもむなしく、豊かな緑の木々が伐採され、将来の水資源となり得る山が無残な姿に変わりつつある。
水海山の緑と水を守る会は、さらに将来に向けて自然環境を守る活動を進めるべく、次のようなメッセージを発信している。


水海山の緑と水を守る会からのメッセージ



「八丈島から~パタゴニア・ボイスイベントに参加します!」
      ?八丈島の妖精に会いに来ませんか??

東京都 八丈島。 竹芝桟橋から南へ300kmの亜熱帯地域。8242人の島民たちは、全国でも四 番目に多い降水量と言われる豊かな水に支えられて生活をしている。
現在、水海山(みずみやま)に建設中の最終処分場は、島の生命を支えてくれ ている水の貯蔵庫である三原山中腹より上、標高400メートルの位置にある。
今はもう、この木々は切られ、山は削られぱっくりと傷口をあけています。
でも、まだ私たちにはできること、やらなければいけないことがあるのです。
十年、何十年、百年先にも山の木々の贈り物である水を安心して飲める島で あるように。そして百年先の人々もたこうな(タケノコ)獲って火を囲んでたら うれしいな。水海山に住む妖精「みずみん」に会いに来ませんか?

水海山の緑と水を守る会は、「ボイス・ユア・チョイス」に参加中です!
「ボイス・ユア・チョイス」とは、貴重な自然を保護し、また回復するために活 動している環境保護グループへの助成活動に直接お客様の声を反映させるため パタゴニアが行っているプログラムで、お客様の投票で助成額が異なります。

◆投票参加資格は、パタゴニア 東京・ゲートシティ大崎に来店された顧客様に、 一来店あたり一回投票する権利が与えられ、店頭にて投票できます。
◇投票期間:2010年9月30日(木)-10月28日(木)
◇場所:〒141-0032 東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎 文化施設棟
   東京・ゲートシティ大崎ストア TEL:(03) 5487-2139
   JR 大崎駅:徒歩2分 南改札口を出て、ゲートシティ大崎ウエストタワー     入り口右側の建物

◆2010年10月10日(日)は、八丈島から上京し店内にて一日説明を行います。
◆2010年11月10日(水)は、結果発表と活動プレゼンテーションを行ないます。
(一般顧客、地域メディア等の来場の交流会を予定。)
店内には写真等で紹介されていますので、ぜひご来店下さいね。





以下の写真は工事の始まる前後と現在の水海山の写真で、林冬人個人の責任で撮ったものです。

工事前
(1)
伐採が始まる直前の水海山・あしたば畑。処分場予定地入り口付近を望む。
緑がいっぱいの水海山。6月12日撮影。

撮影  OLYMPUS PEN E-P1  M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6


工事開始
(2)
伐採が始まった直後の水海山・あしたば畑。(1)と同じところを少し後方から見ている。
樹木が伐採され始めた頃。7月11日撮影。

撮影  OLYMPUS PEN E-P1  M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6


工事前
(3)
整地と地質改良工事?が行われている。(1)と同じところを施設敷地外の山の上から俯瞰して見ている。
軟弱な地盤を改良し、土中にセメントと水と土を混合した杭状の柱を立てているらしい。
9月中旬撮影。

撮影  EOS Kiss X3   シグマ・18-200mm F3.5-6.3 DC OS /HSM


工事前
(4)
ボーリング調査をやりながら?地質改良工事?が行われているようだ。(1)と同じところを施設敷地外の山の上から俯瞰して見ている。
9月中旬撮影。
水海山の緑と水を守る会では何度も工事見学を一組に申し入れているが、危険だからとの口実で中に入れようとしない。
工事の説明会では現地見学会をやって、工事がきちんと行われているかどうかを見てもらうとの話しだったが、ずさんな工事が見られることがダメなのか,未だに許可していない。

撮影  EOS Kiss X3   シグマ・18-200mm F3.5-6.3 DC OS /HSM


工事前
(5)
処分場予定地の中心から奥を望む。
あしたば畑のあった谷を挟む山の斜面の木々。
6月12日撮影。


撮影  OLYMPUS PEN E-P1  M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6


工事前
(6)
伐採が始まった予定地の中心地。(5)より少し前方から奥を望む。
大量の木々が伐採されている。
7月11日撮影。

撮影  EOS Kiss X3   シグマ・18-200mm F3.5-6.3 DC OS /HSM


工事前
(7)
予定地の中心地を施設敷地外の山上から俯瞰して望む。
以前の面影はまったくなくなっている。
9月中旬撮影。
撮影  EOS Kiss X3   シグマ・18-200mm F3.5-6.3 DC OS /HSM


工事前
(8)
予定地の中心地斜面のスダジイなどの樹木。
いまはこれらの木々は伐採し尽くされて山肌がむき出しになっている。
6月12日撮影。
撮影  OLYMPUS PEN E-P1  M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6


工事前
(9)
切り倒された樹木。ほとんどが2m前後に切り分けられていた。
これらの木々は伐採され山積みにされていた。
7月11日撮影。
撮影  EOS Kiss X3   シグマ・18-200mm F3.5-6.3 DC OS /HSM


工事前
(10)
1.5m前後に切り分けられた木々は水海山から運ばれて,別の場所に積まれていた。
2mくらいの高さに山積みにさた大量の木々。
細い木や枝などは現地でチップ化されたらしい。
9月15日撮影。
撮影  OLYMPUS PEN E-P1  M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6


工事前
(11)
 (10)と同じ。

撮影  OLYMPUS PEN E-P1  M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6

水海山処分場の工事始まる2010年07月10日 21時16分51秒

写真 水海山入り口の工事現場
撮影 EOS Kiss X3 シグマ・18-200mm F3.5-6.3 DC OS /HSM

水海山の緑と水を守る会が月に一度定期的に行っている水質検査で水海山に行った。

多くの不安に応えないまま島嶼町村一部事務組合は豊かな自然の真っ直中に八丈島一般廃棄物管理型最終処分場の建設を始めた。

6月17,18日に一応工事説明会なるものを開催したが、それぞれわずか2時間の間に説明と質疑応答に半々をかけたものの、まったく住民の不安に正面から応えることなく終わった。


今後、施設が不安定な地盤に建設されることなど水害などで壊れることなどもあり、汚水が漏水して水源に何らかの影響を及ぼすことも指摘されている中での強行となってしまった。

住民で組織されている水海山の緑と水を守る会では、工事の定期的な監視を強めると共に、ここ数ヶ月行ってきた現地や末吉などの湧き水の水質調査を継続していく予定だ。

水海山 ゴミ処分場建設地2010年04月12日 13時31分13秒

写真  水海山最終処分場予定地のスダジイの樹
撮影  OLYMPUS PEN E-P1   M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6


八丈島・三原山山中の緑と水の豊かな水海山にいよいよゴミ最終処分場が建設される。

多くの島民や地質学者などの不安や反対の声もついに聞き入れられず、強行されようとしている。


4月8日、島嶼町村一部事務組合は八丈島一般廃棄物管理型最終処分場建設工事の入札結果に基づいて、落札企業を決定した。
建設工事費は当初20億円の予算(一組の積算した概算予算)にプラスして、土壌強化の工事7億円を追加、約27億円となる予定と発表されていた。
しかし、実際の落札額は入札金額の5%を入れても20億7375万円で決着がついたようだ。


現地に詳しい地質学者や住民の間から「非常に弱い地盤での建設は疑問である。」との指摘がされ、その土地改良の工事費として7億円を追加することが決定されていた。
その7億円がまるまる削られた形となったが、軟弱な土地での建設と将来への不安はぬぐい去られないままの見切り発車となる。

27億円は過大見積もりだったとの見方もあるようだが・・・。


先日、若い女性から案内して欲しいとの要望もあり、水海山の桜を見に行ってみた。

かなり冷え込んでいたが、すでに山桜も終わりに近づいていた。
処分場建設予定地への道(処分場への搬入道路として、拡張される予定)には、あちこちに桜の花びらが落ちていた。

道路には雨水でえぐられた大きな穴が空いて、車は完全に通れなくなっていた。

写真は処分場建設地の山の斜面にある大きなスダジイの樹だ。
この辺り一面の樹木が伐採され、谷を平坦に埋めて地盤強化の工事を行なった上に処分場が作られる。



水海山
終わりに近いオオシマザクラの花。
処分場予定地の元・あしたば畑の跡から入り口方向を望む。

撮影  OLYMPUS PEN E-P1   M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6


水海山
雨水でえぐられた道路の穴がますます深くなり幅も広がってきていた。

撮影  OLYMPUS PEN E-P1   M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6


水海山
上の写真の場所からさらに少し歩いた地点の穴。

撮影  OLYMPUS PEN E-P1   M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6