水海山 ゴミ処分場建設地2010年04月12日 13時31分13秒

写真  水海山最終処分場予定地のスダジイの樹
撮影  OLYMPUS PEN E-P1   M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6


八丈島・三原山山中の緑と水の豊かな水海山にいよいよゴミ最終処分場が建設される。

多くの島民や地質学者などの不安や反対の声もついに聞き入れられず、強行されようとしている。


4月8日、島嶼町村一部事務組合は八丈島一般廃棄物管理型最終処分場建設工事の入札結果に基づいて、落札企業を決定した。
建設工事費は当初20億円の予算(一組の積算した概算予算)にプラスして、土壌強化の工事7億円を追加、約27億円となる予定と発表されていた。
しかし、実際の落札額は入札金額の5%を入れても20億7375万円で決着がついたようだ。


現地に詳しい地質学者や住民の間から「非常に弱い地盤での建設は疑問である。」との指摘がされ、その土地改良の工事費として7億円を追加することが決定されていた。
その7億円がまるまる削られた形となったが、軟弱な土地での建設と将来への不安はぬぐい去られないままの見切り発車となる。

27億円は過大見積もりだったとの見方もあるようだが・・・。


先日、若い女性から案内して欲しいとの要望もあり、水海山の桜を見に行ってみた。

かなり冷え込んでいたが、すでに山桜も終わりに近づいていた。
処分場建設予定地への道(処分場への搬入道路として、拡張される予定)には、あちこちに桜の花びらが落ちていた。

道路には雨水でえぐられた大きな穴が空いて、車は完全に通れなくなっていた。

写真は処分場建設地の山の斜面にある大きなスダジイの樹だ。
この辺り一面の樹木が伐採され、谷を平坦に埋めて地盤強化の工事を行なった上に処分場が作られる。



水海山
終わりに近いオオシマザクラの花。
処分場予定地の元・あしたば畑の跡から入り口方向を望む。

撮影  OLYMPUS PEN E-P1   M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6


水海山
雨水でえぐられた道路の穴がますます深くなり幅も広がってきていた。

撮影  OLYMPUS PEN E-P1   M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6


水海山
上の写真の場所からさらに少し歩いた地点の穴。

撮影  OLYMPUS PEN E-P1   M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6

コメント

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_ tokitsu ayako ― 2010年05月15日 21時49分18秒

はじめまして。私は三浦半島の葉山町に住んでいます。葉山では、ごみを徹底的に減量、資源化を進め、焼却処理と埋め立てに頼らない「ゼロ・ウェイスト」政策を進めています。取り組みは少しづつですが、進んでいます。八丈島には8年位前に訪れました。自然環境の素晴らしい島ですね。質の高い自然環境はこれからますます価値が高まる時代なのに、自らの手で壊そうとしているなんて悲しくてなりません。三浦半島の三浦市に北川湿地という湿地があるのですが、こちらも建設残土の処分場になりつつあります。これからの季節、蛍がたくさん飛び交います。生物の多様性に富んだ豊かな湿地です。
人はどうしてお金に換算できないものを軽視するのでしょう?自分と利害関係でむすばれた人以外の生存を許さないような人間が多すぎるような気がします。日々実感できないだけで確実に色々な生き物と繋がり、助けられているのに。水海山に最終処分場が建設されたら、大事なお金もごみと消えて生き物豊かな森も消えて、借金だけが残るのでしょうか…。これから生まれてくる世代の人たちにたいして重大な罪を犯しているような気がしてなりません。
環境省のパブコメに意見を出すくらいしかお力になれず申し訳ありません。これから何ができるのか私なりにがんばります。

_ fitt ― 2010年05月16日 21時55分15秒

tokitsuさん
コメントありがとうございました。
励まされます。
最近ついに処分場へ入る取り付け道路建設のための測量(?)と草木の伐採が始まりました。
まだ、取り付け道路の両側を刈る程度ですが、これから急速に進みそうです。

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