水海山ハイキング(最終処分場建設現地見学)2008年07月14日 23時56分14秒

ミズミ沢のスダジイ巨樹
水海山への入り口にひっそりと立つ巨樹で、年に1,2度は訪れて写真を撮っている 八丈島で最大の幹回りが10mを超える巨樹である


このところ八丈島地元紙「南海タイムス」紙上で議会でのやりとりや専門学者のコメントなどが取り上げられたり、水源が汚染されるのではという不安を持った投書も掲載されて島民の関心と不安が高まっている。


三原山山中の水海山は海抜430mの高さにあり、その昔大きな湖水があったという言い伝えがあるところ。
八丈島の将来の水源なるかもしれない地域である。
大川、鴨川、安川など八丈島の主要な水源になっている川などより高い位置にあり、うっそうとした森林に覆われた地域である。
なぜこうした水源より高いところにあるところに最終処分場が建設されるのか?
生活用水・飲料水が汚染される恐れはないのか?
広い地域の森林を伐採してさらにそこに蓋をするような工事をして水源の枯渇に繋がらないのか?
・・・など、島民の間に素朴な疑問と不安が広がっている。


こうした中で有志による現地見学会やハイキングなどが実施されている。
すでに個人で行ったり、グループで行ったりして水海山を訪れる人が増えており、今後も予定されている。


7月5日、11日、13日と3回ほど現地に行ってみた。 あとの2回は有志2人で希望者を募って案内したが、それぞれ10人ほどの人が参加した。


水海山
巨樹の左脇から小道をたどって渡神社のある尾根に向かって登っていった


水海山
10分ほどで渡神社についた
膝の高さにも満たない小さな神社
昭和44年に住民がこの地から引き上げてからも、神社は漁師の人達に守られているという


水海山
渡神社本殿内の像
なにを祭っているのだろう?


水海山
渡神社からの帰り道はあっという間にスダジイ巨樹まで戻った





水海山
スダジイ巨樹から川を隔てたもう一本の道から建設地に向かった。
奥のあしたば畑に入る車が行き来している幅の広い道を歩いた。
先ほどの神社への道と違って、こちらはほとんど平地を歩いていく感じだ。


水海山
しばらく歩くと昔開拓で入って住んでいた人達の人家跡があった。
左のコンクリートは雨水をためて利用した水槽で、その手前は五右衛門風呂の浴槽だ。
洗い場や蛇口などもあった。


水海山
さらに奥へと歩いていくと10分ほどで開けた空間に出た。
そこにはあしたば畑が広がっていた。
そこが処分場建設の谷間にあたる部分のようで、畑のあしたばは全て刈り取られていた。


水海山
スダジイの木。
こうした大きなスダジイが山中あちこちで見られた。


水海山
あしたば畑の奥から細い小道を木々の小枝や足下に絡まる蔓などを避けながら尾根へと登っていく。
買収された町有地の印に赤いテープが木の枝などに巻き付けてある。
この赤いテープを目印にして木々をかき分けて右に左に小道が続いている。


水海山
やがて尾根に出て、さらに進んでいった。
尾根の両側もうっそうと木に覆われていて、その木々の間から遙か下方向に八丈富士や八丈小島、神湊や三根永郷の海岸が望める。
こうして見るとこの山がいかに高い位置にあるかが実感できる。
しばらく進んだところからさらに左手の高いところへとよじ登って別の道に出る。


水海山
しばらく歩いた後、赤いテープが3本揃っているところから木々の間を下っていく。


水海山
さらに木々の間を下っていき、最後にボーリング後?のような山肌を掘り起こしたところを迂回して、元の地点(あしたば畑の奥)に着いた。


水海山
元の地点(あしたば畑の奥)から、今度は先ほど登ったとは逆の方向に山の中を歩く。。
こちらもうっそうと生い茂った竹藪や木々の間の小道をかき分けて歩いていく。
しばらく曲がりくねりながらいくつもの谷を越えていくと、最後に一気に下るところがありそのしたに人家の後があった。


水海山
道が開けて、最初に通ったのとは違う別のあしたば畑に出た。


水海山
自動車が通る道に沿って歩くと、すぐ都道に出た。
出発したときに入った道の隣にある道に出てきた。